WordCamp Asia 2024
WordCampは、WordPressのユーザーや開発者が一同に介するイベントです。日本でも定期的に開催されていて、直近では2月24日に神戸でWordCamp Kansai 2024が行われました。WordCamp AsiaはそうしたWordCampの中でも、WordCamp USやWordCamp EU と並ぶフラグシップのグローバルイベントで、開催は昨年のバンコクに続き、2回目。3月7日〜9日の3日間、初日はコントリビューターデイ、2日目、3日目がセッションデイでした。会場は台北101の隣の國際会議中心で、玄関口には大きなパネルが設けられ、天井からの美しい飾りつけが参加者を迎えます。


コントリビューターデイ
初日のコントリビューターデイは、参加者全員がWordPressへの何らかの貢献活動を行う一日。コア、デザイン、ドキュメント、コミュニティ、サポート等、いくつかのグループに分かれてそれぞれで、初心者向けの入門やQ&A、対面でなければ難しい課題の解決に努めます。 私はドキュメンテーショングループのリード役の一人として、事前の準備と当日の支援を行いました。- WordPress.orgやSlackのアカウントのセットアップのガイド
- 課題の探し方の説明。GitHub上にラベル「good first issue」(初心者向け)が付いています。
- 提案された原稿のレビューと公開

ウェルカムパーティー
コントリビューターデイ後、主催者、スタッフ、ボランティア、スピーカーが招待されるウェルカムパーティーがSuper 346啤酒文創館にて行われました。 国内で開催されるWordCampも含め、通常ボランティアとして参加すると入場チケットを無料でもらえる上に、こうしたパーティーに招待されたり、記念品をもらえる場合もあります。今回も大勢の日本人スタッフが参加していました。興味のある方は是非、応募を検討してみてください。


セッションデイ
2日目と3日目はセッションの日。最大5つの会場で並行して、WordPressの機能や将来動向、キャリア形成など様々なカテゴリーのセッションが行われました。 オープニングのキーノートはHumanMade代表のNoel Tockさんによる「The Future of WordPress」。 前半はWordPressの市場シェアが頭打ちになっていることと合わせて、Googleの検索数や新規に公開されるサイト数が減っているグラフが重ね合わされ、「WordPressはオワコンなのか?」という前振りで始まります。 しかし、次のS字カーブの候補としては、別のCMS製品やサービスが挙げられるところをNoelさんは否定し、従来の「Monoritihic」な WordPressから統合を前提とした「Composable」なWordPressへの進化が重要と主張しました。WordPressの真の力を引き出すことこそが求められているのだと。





スポンサーブース
会場内のスポンサーブースで大きなエリアを占めていたのはおなじみの顔ぶれ。JetpackやWooCommerceの他、bluehost (買収したYoastと一緒に) や GoDaddy、Hostingerなどのホスティング会社、ビジュアル制作ツールのElementor。Googleはクッキーの代替であるPrivacy SandboxとSite Kit、Search Consoleの紹介でした。WordPressコンテンツを自動で翻訳してくれるWeglotが、比較的大きなブースを出していたのも多言語のアジアならではかと。 その他のブースでは、WooCommerce等の顧客管理を外出しで処理するOmnisend、コンテンツをNFT化するWeb3Pressが記憶に残ったくらい。CDN等を組み合わせて高速化したり、セキュリティを高めるサービスをよく目にしました。






アフターパーティー
WordCampの締めはアフターパーティ。MAJI MAJI集食行楽の奥のエリアを借り切り、バンド演奏や飲み物、食事を楽しみました。












