第1回 WordPress コントリビューションもくもく会開催レポート #WordPress #WPPolyglots #5ftf

こんにちは、タロスカイの森山です。

昨日、新しいオンライン部活「WordPress コントリビューションもくもく会」の第1回を開催しました。Google Meetで開催し、8名の方にご参加いただきました。今回はその振り返りをブログに書いてみます。

なぜこの会をやろうと思ったのか

Maintic WP Platform(タロスカイ)は WordPress の Five for the Future プロジェクトに賛同しており、業務時間内にWordPress のコントリビューション活動を行うことが認められています。

もともと社内スタッフが毎週時間を決めてコントリビューション活動を行っていたのですが、せっかくなのでこの時間をオープンに開き、社外の方とも一緒にもくもくできる場にしてみようということで始めたのがこの会です。

できるコントリビューションの種類はコアへコードを送ることはもちろん、「サポートでの回答」、「ベータテスト」、「ドキュメントの執筆」など多岐に渡りますが、今回は一番もくもく会でやりやすい、WordPress プラグインの翻訳を全員で行いました。

当日の流れ

プラグイン翻訳が初めての方もいらっしゃったので、前半にプラグインの翻訳方法をご紹介し、後半に実際に作業していただきました。

プラグイン翻訳ってどうやるの?という説明は、このブログでは割愛します。詳しくはWordPress 翻訳ハンドブックをご覧ください。

今回のもくもく会では、以下のプラグインの翻訳が進みました。

翻訳100%になったプラグイン

  • Locky Blocky:ブロックエディターのツールバーから、コンテンツ編集のみ許可する「テンプレートロック」を簡単に切り替えられる。日本人でオレインデザインの久野さんが開発していて、コアにも似た機能が作られつつあるが、まだない機能を追加できるそうです!
  • AI Provider for OpenAI:WordPress 7.0 で利用可能になった PHP AI Client SDK 向けに、OpenAI(GPT・DALL-Eなど)と連携するためのアドオン
  • AI Provider for Google:同SDK向けに、Google(Gemini・Imagenなど)と連携するためのアドオン

プラグイン翻訳が完了し、Readmeの翻訳が残っているプラグイン

  • Maintenance:サイトをメンテナンス中表示に切り替えられる
  • Two Factor Provider: WebAuthn:2段階認証を追加するコミュニティプラグイン Two Factor にて、WebAuthn(パスキーやセキュリティキー)が利用できるようにするアドオン

翻訳途中のプラグイン

  • Performance Lab:将来的にWordPress本体に取り込む可能性のあるパフォーマンス改善機能を試験的に提供するコミュニティプラグイン
  • Embed Optimizer:Performance Lab のサブプロジェクトで、埋め込みコンテンツ(YouTube動画やツイートなど)を遅延読み込み
  • GatherPress:コミュニティが現在利用している Meetup.com の後継を目指している、イベント管理プラグイン
  • Code Snippets:テーマの functions.php を編集せずに、カスタムコードを安全に管理・実行できるプラグイン

やってみて良かったこと

主催者として

私は今回、他の方がした翻訳のレビューをしたので、知らなかったプラグインを知れたのが勉強になりました。特にプラグインの中には、本体に取り込まれる予定のあるコミュニティプラグインや、今後 WordPress Meetup のプラットフォームとして採用される予定の GatherPress などがあり、最新の動向がわかりました。

参加者の声

当日いただいた感想を、いくつかご紹介します。

  • 地道に進めるのって一人だと難しいから、みんなと話しながらやるといいリマインダーになる
  • 翻訳はスペースの入れ方などの決まりも多いけど、経験者と一緒にその場で実際の訳文を見ながらガイドラインを学べるのが良かった
  • たった1時間でも貢献したことになるのはお得。いいことをした気分になる
  • このイベントをきっかけに知り合った人もいて、友達が増えた

今後の展望

運営ノウハウをまとめる

翻訳のやり方の説明は、毎回だいたい同じ内容になりそうだなと感じたので、効率的に案内できるようにしたいです。当日よく聞かれた質問もなんとなく傾向がつかめてきたので、そのあたりも資料にまとめておきたいと思っています。

動画にしてしまって、事前に見ていただくのもいいかも知れません。

また、こういうもくもく会を主催する人がもっと増えるといいなとも思っていて、あと何回か続けてやり方が固まってきたら、このメソッドをどこかでアウトプットできたらいいなと考えています。

この輪が広がるといいという話

もし、Five for the Future に賛同している、またはこれから賛同してみたいという企業さんで、もくもく会を合同開催したいという方がいたら、ぜひご一緒したいです。

貢献チームの種類を増やしたい

コントリビューションの種類も、特に「ドキュメント」「ベータテスト」は、やり方がキャッチアップできていないものの、ぜひやっていきたい分野です。みんなで集まって、一緒にやり方を調べてやってみるのでもいいし、もし先生役をやっていいよという方がいたらお呼びするのもいいかも知れません。

次回の開催について

今後変更するかも知れませんが、しばらくは毎週火曜午後5時から継続してやっていく予定です。ぜひご参加ください!

次回は7月28日火曜日です。参加リンクはこちら

 

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