東京WordPress Meetup5月勉強会「WordPress 7.0リリース&固定ページの実装方法について話そう」参加&登壇レポート

こんにちは!タロスカイでマーケティングを担当している森山真祐子です。

先月開催の「東京 WordPress Meetup 5月勉強会 WordPress 7.0 リリース&固定ページの実装方法について話そう」の発起人、およびライトニングトーク登壇を担当しました。参加レポートをお届けします。

水曜夜、西新宿にて53名が参加

2026年5月20日(水)午後7時、さくらインターネット株式会社 東京支社にて開催しました。63名が登録し、53名が参加しました。

受付ボランティアの佐藤さん(@hiroshisatoy)と山本さん(@ryu263) Photo by TORIYAMA Yuko

司会の橋本義光さん(@yesmyoshi)によるオープニングセッション。ご自身もWordPress Meetupに初めてご参加されました。Photo by Yumi Nishioka

尾崎翔一さんのセッション。さくらインターネットさまよりイベント会場を無料でご提供いただきました。いつもありがとうございます! Photo by Yumi Nishioka

当日の様子は、プライム・ストラテジーの酒呑みそまさん(@risako0917_)のご協力で、YouTubeにてライブ配信を行いました!こちらから当日のアーカイブをご覧いただけます。

セッション紹介

「WordPress 7.0本日リリース。何が変わるのか。」(相原知栄子さん)

相原知栄子さん(@webourgeon)による、当日(日本時間では深夜〜翌朝)にリリースを控えたWordPress 7.0の新機能のセッション。

なんと相原さんのスライドそのものがWordPressのテーマで作られており(!)、WordPress 7.0の多数の新機能を、実際の管理画面で実演しながら紹介されました。

管理画面のUI変更(配色やトランジションの改善、検索強化)、ビジュアルリビジョン(差分がビジュアルでわかるようになった)、レスポンシブ編集モード(ブロックごとにデスクトップ・モバイルの表示をコアで制御可能に)、フォントライブラリー(テーマをまたいでフォントを管理できる)、ブロックごとのカスタムCSSなど、盛りだくさんの内容をテンポよく紹介していただきました。

相原さんによる詳細なレポートも公開されています。ぜひあわせてどうぞ。

Kusanagi Tech Column
イベントレポート:Tokyo WordPress Meetup 「WordPress 7.0リリース & 固定ページの実装方法について話そう」

ライトニングトーク: 「WordPressテーマと固定ページのそもそも」(森山真祐子)

固定ページのテンプレート階層についておさらいする5分間のライトニングトークを行いました。Photo by Yumi Nishioka

弊社タロスカイの森山真祐子(@mayukojpn)が、今回の勉強会を企画した経緯を5分間のLTでご紹介しました。

今月の勉強会を企画したきっかけは、登壇者のかんさん(@minimal_kan)のこのポストが、Xでバズっていたこと。1.7万インプレッション、84票のアンケートで「ぶっちゃけpage-○○.phpで書いてる」が57.1%——これは、みんなオフラインで集まって話したいことがあるトピックなのでは?と思い、今回の企画に至りました。

あとに続くセッションの前置きとして、そもそも「テンプレート階層」とは、ハードコーディングとは、という2つの文脈を整理して、後半セッションへバトンをつなぎました。

「HTMLがベタ書きPHPになってしまう」(高橋文樹)

Photo by Yumi Nishioka

「WordPress歴19年。今でもpage-*.php書いてます。人間だもの」という自己紹介から始まった、弊社タロスカイCTO高橋文樹のセッション。

「テンプレートは少なければ少ないほどいい、ユーザーが編集できる部分は多ければ多いほどいい」という個人的な原則を示しつつ、なぜ現実にはハードコーディングが生まれるのかを話しました。

エディターで再現できない複雑なデザイン、クライアントに触ってほしくないという制作側の事情、そして「商流」の問題——デザイン会社とWordPress実装会社が分業される現場では、縄張り意識や受発注の構造がブロックへの移行を阻むことも。

そして中盤のPro/Con比較スライドで「ハードコードして制作会社しか更新できない状態にして更新費用をもらう」モデルを「ギルティ!」と表現した一言が場内の爆笑を呼びました。

ブロック化しづらい、おしゃれな技術の入った架空のウェブサイト Photo by TORIYAMA Yuko

後半は架空のケーススタディ「おしゃれなHTMLをWordPressテーマとして実装する」を題材に、実際のHTMLをブロックエディターで再現したものを紹介。

日本の有名WordPressテーマ「Unitone」作者の北島さんと、「X-T9」開発元のVektor石川さんが実際に同じHTMLのブロック再現に挑戦したサイトを見比べる時間は、場内で大いに盛り上がりました(北島さんは1時間ほど、石川さんは半日以上かかったとのこと)。

ほかにも「半年後の自分は他人」(→なので、更新作業を自分が続ける前提にしないほうがいい)など、名言の多いセッションとなりました。

「コードが書ける人のためのブロックエディタのとっかかり」(川井昌彦さん)

今回のトピックについて、Xでも積極的に発信されていた川井さん。細部まで作り込まれた資料をご用意いただきました。Photo by Yumi Nishioka

川井昌彦さん(@sakuragi_kei)のセッションは、特に普段、WordPressのブロックエディターを使っておらず、page-xxx.phpで作り続けているような開発者の方向けに、ブロックエディターにどう向き合うかの「最初の一歩」を丁寧に実演していただきました。

「カスタムHTML」ブロックにHTMLをベタ書きすることから始め、セクション単位でブロックに分割していき、「ブロックはHTMLジェネレーターである」という視点でエディターを捉え直すアプローチが紹介されました。

画像ブロックがsrcsetを自動生成してくれることなど、ブロックエディターが「知ってると楽になる」具体的なポイントも紹介。

川井さんの資料では、当日紹介しきれなかった部分も網羅されていますので、ぜひご覧ください!

 

パネルディスカッション「page-xx.phpの世界に閉じ込められし者と解き放たれし者」

Photo by TORIYAMA Yuko

最後は、今回の勉強会のきっかけとなったSNS投稿の当事者・かんさん(@minimal_kan)、聞き手として北村光太郎さん(@Koots2021)、司会の橋本義光さん(@yesmyoshi) の御三方を迎えたパネルディスカッション。

「今回の騒動の発端を作ったかんさんです」という司会の紹介で拍手と笑いが起き、3人が横並びで座る絵面が「謝罪会見みたい」と会場でも話題になりました。

WordPress Meetupに初参加してくださった、かんさん。気さくでとてもいい方でした!謝罪会見なんて言ってすみません…。Photo by Yumi Nishioka

かんさんはウェブ制作会社の社長で、ファミレスチェーンのマネージャーから、コロナをきっかけにウェブ制作の世界へ。投稿への反響の大きさに驚きつつも、オープンに話してくれる方で、場は和やかな雰囲気のまま進みました。

「page-*.php」で学んできた経緯、ブロックエディターへの移行のきっかけ、現場でのお話などを伺いました。

午後9時に閉会し、その後は新宿西口の居酒屋で懇親会が開かれました。セッションの続きを肴に夜遅くまで議論が続きました。

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