3年間の振り返り
こんにちは、Pythonエンジニア見習いです。この度、私は博士課程に進学することを決意し、この会社でのアルバイトをやめて研究活動に専念することになりました。この会社では大学2年の2月から修士2年の4月までと実に3年間務めさせていただきました。本記事ではアルバイトの体験の中で勉強させてもらったことを書こうと思います。
技術
以下のようなことができるようになりました。
- Kubernetes
- tarosky/k8s-redis-haに貢献
- 実際にGKEクラスタを運用
- ESP(Extensible Service Proxy)とAuth0を使って認証を実装
- jetstack/kube-legoを使った
- Google Cloud
- Datastore, Endpointのドキュメントを読み込んで、プロジェクトに活用
- Docker
- モノリシックなアプリケーションをマイクロサービス化
- 自宅サーバ上で様々なサービスをコンテナ運用
- ilil/docker-madoko-texlive-fullを作る
- Python
- 数万行レベルのプロジェクトのソースコードを読んで理解して機能を追加
- Python 3 エンジニア認定基礎試験を受験させてもらい合格
- コードレヴューをしてもらって、綺麗なコードをかけるようになった
- メタプログラミングを使わなくなった
- テストコードを書く
- Git
- 一般的な使い方の作法を身につけた
- シェル芸人になれた
- dotfilesの行数が増えた
基本的にバックエンドをやってきたのでフロントエンド方面のことはあまりやりませんでした。技術的に詰まったところはブログにまとめる機会もいただきました。
私の書いたブログ
- Docker Security Scanningについて
- Pythonでデコレーターを継承先にも適用する2
- Pythonでデコレーターを継承先にも適用する
- Gistから最新リビジョンを取得する
- 複数のDockerのコンテナを環境変数によって設定する場合の問題点
- madokoを使う
- vimで複数のファイルを二次元に自動で画面分割して開く
- Dockerコンテナ内でinotifywaitとawkでファイルを監視する
- Dockerコンテナ内からSlack APIを叩いてデスクトップ通知をする
- GithubのAdvanced Searchで有用なプロダクトを発掘する
- Dockerfileがあるディレクトリから親ディレクトリを参照する
- Pythonのメタプログラミングについてのまとめと活用例
- Pythonでインデントをスペース2つにした際の周辺ツールの設定
- lessコマンドについてのまとめ
- PythoscopeでPythonのユニットテストのひな形を自動生成する
- Pythonのfor…in文の効果的な運用
- Dockerコンテナ上にPythonの基本的な科学計算環境を構築してみた
最後に
このアルバイトを通してコーディングやインフラ等の技術と人間的に成長する機会を得ました。今振り返ってみると非常に得難い貴重な体験だったと思います。三年前はほとんど素人同然だった私にこのような機会を与えてくださったタロスカイ株式会社の皆様に感謝します。